学院長 細矢隆男( 略歴・講師・講演の詳細は写真をクリック!)
古美術歴58年 日本骨董学院の他、全国のカルチャースクールで古美術・骨董講師を担当。講演・NHK「趣味悠々」8回出演他TV出演・著作多数。「わかりやすい古美術・骨董」をモットーに幅広いジャンルで活躍中。
茶道や華道のお稽古をなさる方、料理やインテリア、陶芸を学び、趣味となさる方にとり、やきものをはじめとする日本の美への造詣は不可欠なものとされます。歴史学習を趣味とする方にとっては、美術史は避けて通れません。古美術・骨董を学ぶことで、こうした趣味の世界がグーンと深まり、広がりを見せる事になります。
古美術・骨董は、鑑定しようとする意識により向学心・向上心が高まり、更に面白くなります。当学院の講座で鑑定眼の基礎を養うことは、古美術・骨董の価値を自分で判断する能力を持つことにつながります。将来的には、古美術・骨董を扱うプロの道も夢ではありません。
現在の古美術・骨董業界、特にインターネット販売では、詐欺ないしは詐欺すれすれの売り方が多く買った人が幸せになることは少ないと思われる。ただこうした風潮は、古美術骨董業界には昔からあったともいえるもので、この業界には特有の世界観、価値観がある。本書ではこれから古美術品骨董品の売買を始める方に気をつけてほしいポイントを解説した。
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目次
はじめに
第一部 本当は怖い古美術・骨董品売買の裏側
一 古美術・骨董業界の舞台裏と古美術・骨董品の勉強方法
●古美術・骨董品人気の実態とブームの裏側
●古美術・骨董品との出会い
●学生時代の刀剣ブーム
●実現しなかった「相場」
●「謙虚」であることの大切さ
●「授業料」を惜しむな
●骨董を買う前に人を買え
●良い古美術・骨董商とは
●プロの古美術・骨董商とは1
●生き馬の目を抜く古美術・骨董品の世界
●逃した辻が花
二 古美術骨董を巡る数々の事件
●プロ同士のトラブルに学ぶ
●女性一人で財産処分は絶対にしてはいけない
●蔵からの盗難事件
●古美術・ 骨董品は盗まれる
●中国陶磁器贋作事件
●私を裏切った講師たち
●本物は少なく、多くの贋作が渦巻く世界
三 古美術骨董品の定義
四 怖い売値と買取値段の差
五 骨董は欲が出るから失敗する。怖いのは「自分」だ
六 最近流行りの、怖いインターネット取引の実態
●知らない業者の「解説」を鵜呑みにしてはいけない
●インターネット取引の落とし穴
七 古美術・骨董品で怖い思いをしないためには
●箱書きの恐ろしさ
●自分が納得できないものは買うな
荒川 正明 | 学習院大学教授 |
飯田 一雄 | 文化庁刀剣評価査定委員 英国刀剣会名誉会員 |
大原 千尋 | 銀器研究家 西洋アンティーク研究家 |
日下 清・千恵子 | 古美術・骨董歴50年 中国美術研究家 東洋美術、主に古玉器・青銅器・陶磁器を中心に講座を担当 |
工藤 吉郎 | 安曇野とんぼ玉館長 古美術研究家・蒐集家 特に鍋島の研究・蒐集では最高の業績を持つ |
小林 寿永 | 画家 尺八教授 古美術・骨董歴34年 |
斉藤 誠一 | 金継ぎ教室担当 |
田嶋 元一郎 | 東京美術倶楽部会員 琳派・大和絵の鑑定家 宏友会会主 |
田邊 哲人 | 古美術鑑定家 真葛香山の世界的コレクター |
中川 淳冶 | 西洋アンティーク研究家 マイセン・ヨーロッパ陶磁器研究家 西洋アンテイーク講座担当 |
前原 昭 | 刀剣研究家 刀剣鑑定歴45年 鑑定会として定評のある百刀会会長を務める |
松江 敏郎 | 古陶磁器研究家 特別講座担当 |
三品 謙次 |
日本刀研磨技師 日本美術刀剣保存協会研磨コンクール特賞 他多数受賞 文化庁認定国宝重要文化財修理技術者 英国刀剣会名誉会員 日本美術刀剣保存協会東京主部理事 |
森田 直 | 古陶磁・古裂研究家 古民芸店として草分け的存在 |
八木 康夫 | 現代陶磁研究家 北大路魯山人研究家 |